油を引いたのに
フライパンに食材がくっついてしまった。。。
そのくっついてしまう原因と、
くっつかなくなる方法を
まとめました!
くっつく原因は?
余熱がたりてない
50度や60度くらいまでしか温まっていないと
食材はフライパンにくっつきやすいです。
【補足】ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー
※温度約50度以上…
→魚や肉のタンパク質は、
50度くらいで熱凝着という化学反応が起き、
タンパク質は金属とくっつく
※温度約60度以上…
→ ご飯、麺など澱粉質のものは
60度くらいで粘りが出てきて
くっつきやすい
※温度約180度以上…!
→こびりつきを超えて、
食材の表面を焼き固めてしまう温度のため、
くっつかなくなる。
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コーティングがハゲてきている
フライパンには、
食材がくっつかないようにするために
内面にコーティングが施されたものがあります。
そのコーティングがハゲてきていると
くっつく様になってきます。
【補足】ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー
コーティングの種類
・テフロン加工
・フッ素樹脂加工
・ハードコート加工
・ダイヤモンドコート
・マーブルコート
などがありますが、
全部、くっつかない様にするための
コーティングのことです。
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ステンレスのフライパン(=コーティングが無い)
ステンレスのフライパンは
元々コーティングの無いフライパンです。
油ならし(※)を毎回自分で行わないと
食材がくっ付きます。
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【※油ならし、油コーティング】
熱した油を一旦冷まし、乾かすことで、
のばした油は薄い膜状に乾燥し、
頑丈な油膜のコーティングになります。
⇩
やり方は後述します。
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くっつかなくする方法・やり方
余熱する(=180度にする)・・・薄っすら煙が出たらOK!(これで約200度)
余熱する=180度にすることです。
【やり方】
広げた油を熱し始め、
薄っすら煙が出始めたら完了です。
(煙がでる→約200度)
【補足】ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー
・煙がでる→約200度
・加熱防止装置が鳴る→約250度
・油が自然発火する→約370度
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油ならしをする
食材が鉄(フライパン)とくっつかない様に
油の膜を貼ります。
【やり方】
1、フライパンが冷たい状態で油を入れる
2、火にかけ油を広げながら加熱する
3、煙が出てきた瞬間に火からおろし、
手で触れるくらいになるまで冷ます。
これで完成です。
(冷めたら、あらためて調理用分の油を入れ、
食材を調理する。)
※油は、サラダ油がおすすめ(乾きやすい性質があるため)。
※オリーブオイルは、乾きにくい性質の油なので
油なしには向かない。
※冷ますことで油膜のコーティングになります。
※主にステンレスのフライパンに行いますが、
コーティングされた普通のフライパンにも有効です。
コーティングされているフライパンを新しく買う
コーティングが綺麗な新しいものを買う。
フライパンの一般的な交換時期は2〜3年が目安で、
消耗品と考え、買い替えも検討してみてください。
【補足】 ーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーー
※コーティングをはげないようにする方法
・過度の空焚きをしない(煙が出たら空焚きになっている)→コーティングが壊れる
・調理器具でパンを傷つけない様にする→コーティングが剥がれるから
・洗う時もコーティングはげない様に注意する(冷めてから洗うなど)
→詳しくはまた別記事にまとめます。
まとめ
◉対策
・余熱をしっかりする
・油ならし(油コーティング)を自分で行う
・新しいフライパンを買う
です。
普通のフライパンだったら、
余熱しっかりする。
ステンレスのフライパンだったら、
油ならしする。
という感じです。
ぜひやってみてくださいね。
では!